1 採集

1 採集

分析は、オンサイト及び/又は生産ラインのサンプル採集から始まります。インターサイエンス社の多種類の RollBag (ロールバッグ) は、あらゆるタイプの検体採取 (チャレンジテスト、クリーム、マスカラ...) に適応します。

2 希釈

2 希釈

DiluFlow Elite 1 kg (ダイリューフロー・エリート 1kg )自動希釈装置でサンプルの重量を量ります。DiluFlow 自動希釈装置は、規格に従い ± 2 % の精度で、選択した希釈倍数に従って希釈液を自動的に分注します。

3 塗抹

3 塗抹

濾過されたサンプル菌液を小ビーカーに入れます。easySpiral Diluteプレーターは、同じシャーレ上で 4ログの希釈を行いながらサンプル菌液をシャーレに自動的に希釈し塗抹します。easySpiral ソフトウェアはプレーティングデータを収集します。

4培養及びカウント

4培養及びカウント

ScanStation は、微生物の増殖に最適な温度を維持しながら、コロニー成長をリアルタイムで分析しカウントするスマートインキュベーターです。 このリアルタイムの増殖モニタリングにより、より正確なコロニーカウント及び事前に予想される結果が可能になります。 さらに、ScanStation は 21 CFRパート11 認定を受けており、データ保護と結果のトレーサビリティを保証します。

分析の種類

化粧品業界は、原材料及び/又は加工中の製品および完成品の微生物学的分析に当社の製品を使用しています。また当社の製品は、品質管理や研究開発におけるチャレンジテストにも使用されています。

当社の製品を使用することで、微生物学的分析の品質と信頼性が向上します。 また、より良い生産マネージメントを得ることができます。

  • 品質管理
    • 完成製品のコロニーカウント
    • チャレンジ・テスト
    • 5 つのリフェランス微生物のカウント :
      Escherichia coli, Pseudomonas aeruginosa, Staphylococcus aureus, Aspergillus brasiliensis, Candida albicans.
    • 環境コントロール及びバイオバーデン
  • 研究開発

    化粧品が市場に出る前のさまざまな微生物学的分析

    • 製剤の研究
    • バリデーション・プロセス
    • チャレンジ・テスト
    • エイジング研究

化粧品業界でのプロトコルの例

DiluFlow ダイリューフローでサンプルを10倍希釈

DiluFlow Elite 1 kgで チューブ / バッグ内の 1g のサンプルを量り、中和剤を加え10倍希釈

MiniMix ミニミックスでホモジナイズ

必要に応じポリソルベートを添加し、多くの粒子を含む製品を濾過およびホモジナイズ。

easySpiral で塗抹

コロニーカウントのために濾過されたサンプル菌液を塗抹

ScanStationl でシャーレを培養

ScanStation の中にシャーレを配置し培養

ScanStationで規格適合性の 結果を取得

ScanStation 又は Scan でコンプライアンス結果取得のためにコロニーをカウント

DiluFlow ダイリューフローでサンプルを10倍希釈

人工的にコンタミされたチューブ内のサンプル 1g を量り、DiluFlow Elite 1 kg で10倍希釈

easySpiral でサンプル濾過液を塗抹

チャレンジテスト・コロニーカウントのためにサンプルを塗抹

ScanStationl でシャーレを培養

シャーレをScanStation の中に入れ培養します。

ScanStation でリアルタイム コロニーカウント

ScanStation 又は Scan で精密な結果のためにコロニーカウント

国際規格に準拠

ISO 11930

COSMETICS - MICROBIOLOGY
化粧品の抗菌保護の評価

ヨーロッパ薬局方

欧州薬局方は、その精緻化に関連する条約に署名している国々における医薬品の品質管理に関する独自のリフェランスです。

FDA BAM

BACTERIOLOGICAL ANALYTICAL MANUAL

アプリケーション・ノート

  • FlexiPump (フレキシポンプ) を使用した 2L ボトルから 9 mL 分注の再現性

    目的: FlexiPump キャリブレーション (底部にストレーナーと充填されたボトル設置) 後、2L の希釈液入りバッグから連続して分注される容量の再現性を評価します。

    結論: このテストで得られた結果に基づくと、2L の希釈液入りバッグからの FlexiPump による連続分注は優れた再現性を示していると結論付けることができます。 バッグが空になった時に、分注される量にドリフトは見られません。

  • FlexiPump を使用した希釈液バッグから 9mL 分注の再現性

    目的: 機器のキャリブレーション後、2L の希釈液バッグから連続して分注される容量の再現性を評価します。

    結論: このテストで得られた結果から、希釈液入りバッグから FlexiPump を使って連続投与量を分注することは、優れた再現性を示すと結論づけることができます。バッグが空になっても、分注量にドリフトは見られません。

  • FlexiPump Pro (フレキシポンプ プロ) を使用した 50 mL 分注テスト

    目的: 4/5 秒未満の分注時間で FlexiPump Pro 蠕動ポンプを使用して 50mL 容量の分注精度を確認します。

    結論: FlexiPump Pro は、上記の条件下で 50 mL を正確に分注します。 これらの条件下では、各分注は 2.7 秒続くことにご留意ください。

  • easySpiral/easySpiral Pro による減少指数関数モードで塗抹の際のバリデーション
    1. easySpiral/easyeasySpiral Pro による減少指数関数モードで塗抹の際のバリデーション
      1. 目的: 減少指数関数モード (スパイラル法) で塗抹する easySpiral/easySpiral Pro の信頼性をリファレンス法「表面塗抹法 」(従来のテクニック) と比較して研究すること。
      2. 結論: 結果は、easySpiralによるスパイラル法塗抹と従来法との間に強い相関関係 (R2≥0.982) を示しています。 したがって、2つの方法間の CFU / mL logs の平均差は、最大偏差の 12分の1 以下であり、意義深いものではありません。
    2. easySpiral/easyeasySpiral Pro のクリーニング効率性
      1. 目的: 各サンプルの分析実行の間にスタイラスのクリーニングが徹底されていることを確認します。 滅菌希釈液をシャーレ上に広げて、スタイラスの消毒効果をチェックします。
      2. 結論: この研究は、6つの細菌株全てについて、「ロング」または「ショート」モードでの洗浄によりスタイラスの消毒が可能になり、サンプル間のクロスコンタミネーションを回避するのに効果的であることを示しています。 テストされた 3つの消毒剤:エタノール 70%、ジャベル水 1%、過酸化水素 3% + 過酢酸 0.08%の溶液。過酸化水素と過酢酸 のの濃度がわずかに異なる他の配合も効果的である可能性があります。
  • Scan 1200 のパフォーマンス評価

    目的: 目的は、マニュアル・カウンティングと自動カウンティングを比較することにより、Scan1200 のパフォーマンスを評価することです。 最適な比較のために、一般的なラボの状態を再現し標準的な方法を使用して当社の R&D ラボでシャーレに塗抹し培養しました。 次に、同じ技術者がスキャン1200 でコロニーをカウントし、マニュアル式の方法を使用してスキャンの精度を評価するために使用できる結果を取得しました。 このドキュメントには、シャーレごとの時間分析とラボでの1日あたりに費やした推定時間に関する研究も含まれています。

    結論: テストでは、Scan 1200 が次のようであることがさまざまな方法(トレンド線、相関係数、平均 Log の差、ISO 7218)で示されています。
    — より速いカウンティング (80% までの時間短縮)
    — 普通のユーザーと同じようなカウンティング (シャーレ1枚あたり平均 2.35% の差の 2つのメソッドの間の強い関係)

    Scan 1200 は、多くの時間を無駄にすることなく、多数のシャーレを正確にカウントする必要があるラボ向けの優れたツールです。すべての結果は、すべてのシャーレの写真とカウント記録を含む特定のファイル (セッションと呼ばれる) に保存され、完全なトレーサビリティを備えた品質分析を保証します。

  • 化粧品テストにおける ScanStation

    目的: この研究の目的は、ScanStation 100のパフォーマンスと、純粋な菌株からの美容ケアにおけるマトリックス分析のためのマニュアル式による方法を比較評価することです。最適な解釈のために、このファイルに含まれているグラフは、すべての複製の平均である 109個のサンプルから実現されています。絶対値で選択される最大差は 0.3 logです。

    結論: 異なる曲線は、マニュアル式による読み取りと ScanStation での読み取りを示しています。説明しない限り、大きな違いはありません。 ScanStation はマニュアル式の読み取り値と比較して常にカウント値をより大きく評価していることがわかります。 実際、化粧品のマトリックスにはコロニーに似た粒子が多数含まれており、 ScanStation は人間の目よりもそれらを良く区別できます。

  • リアルタイム・インキュベーターおよびコロニーカウント・ステーションである ScanStation を使用した水媒介の病原菌のカウント。メンブレン・フィルターの使用。

    目的: この研究の目的は、メンブレン・フィルター上のコロニーをリアルタイムでカウントするための ScanStation の性能を評価することでした。 コロニーカウントは、医療関連感染症 (HAI) に関連している水媒体の病原体に対して実行されました。 バクテリア懸濁液は、メンブレン・フィルターを通過しシャーレ上に堆積されました。 コロニーをマニュアル式でカウントし、結果を ScanStation によって実行された自動カウントと比較しました。

    結論: 絶対値で選択される最大差は 0.3 log であり、ScanStation はリアルタイムでメンブレン・フィルター上のコロニーをカウントするのに優れたパフォーマンスを示します。 試験した 7 つの菌株について、微生物懸濁液の濾過を白色ポリカーボネート・メンブレン (グリッドなし) で実行した場合、自動カウントとマニュアル式カウントの結果は同様でした。 この場合により良い自動カウントを取得するために、推奨される照明構成は白い背景 (ライトは下部から) です。 この研究は、ScanStation を使用して微生物コロニーを効率的に数えられることを示しています。

  • ScanStation の堅牢性テスト

    目的: 堅牢性計数評価のために塗抹されたサンプルのマニュアル式と自動式のコロニーカウントを比較することにより、ScanStation のパフォーマンスを評価することです。

    結論: ScanStation の堅牢性テストでは、マシン内およびマシン間の両方の条件下で再現可能なデータが示されました。

ユーザー様から信頼を受けています

Logo - AMORE PACIFIC

Logo - CLARINS

Logo - LANCASTER

Logo - LVMH

Logo - Pierre Fabre

Logo - SISLEY PARIS

さまざまな業界でのアプリケーション

インターサイエンスの製品は、食品、環境、医薬品、化粧品、獣医学、またパブリックリサーチの分野で使用されています。